ソルレム韓国語講座のレベル分け、クラスの特徴、クラスで実践しているトレーニングについてご説明します。
画像出典:慶熙(キョンヒ)韓国語公式ホームページ
【レベル分けの基準】
慶熙(キョンヒ)韓国語は「初級1」~「上級2」まで、全6段階で構成されています。
また各レベルごとに「文法」、「聞き取りと会話」、「読解と作文」の3冊構成になっており、初級1から上級2まで全18冊のテキストがあります。
ソルレムでは、18冊のテキストからクラスの目的や目標に合ったものを選び、使い分けています。
・初級:初級1・2
・中級:中級1・2
・上級:上級1・2
画像出典:延世(ヨンセ)韓国語公式ホームページ
【レベル分けの基準】
延世韓国語は「1-1」~「6-2」まで、全12冊で構成されています。
ソルレムでは、テキストに合わせて以下のようにクラスのレベルを分けています。
・初級1:1-1
・初級2:1-2
・初中級1:2-1
・初中級2:2-2
・中級1:3-1、3-2
・中級2:4-1、4-2
・中上級:5-1、5-2
・上級:6-1、6-2
★テキスト別学習項目の詳細はこちらをクリック!
★語学の勉強は、少しずつ着実に積み重ねていくことが大切です。そのため、ソルレムではほぼ毎回単語テストを行います。
★毎回100点を取ることが目的ではありません。
学んだことを着実に自分のものにする努力が大切です。
【流れ】
1.教師がテストをする予定の単語の発音を録音し、受講生のLINEに送信します。
2.受講生は録音を聞きながら、単語を覚えます。音声を聞きながら学習できるので、間違った発音で覚える心配がありません。
3.単語テストは「받아쓰기(書き取り)」方式で行います。韓国語の発音を聞いてハングルを書き、続いて日本語の意味を書きます。
★授業中に練習した文や会話を自宅でも練習してもらいます。
★自分自身の発音の弱点と癖を自覚することが大切です。音読と振り返りを続けていくうちに発音コンプレックスを克服することができます。
【流れ】
1.教科書のCD又は教師がLINEに送った音声を聞きながら各自家で音読練習をします。
2.自分の発音と模範となる音声を聞き比べ、自分の発音の問題点を把握します。
3.十分に練習できたら、音読を録音したデータを教師に送ります。
4.教師は一人一人の音声を確認し、よくできているところ、直すべきポイントなどを録音した音声で返します。
★日本語を直訳する癖を直すためのトレーニングです。
★翻訳の練習を繰り返すうちに、綴りを正確に書けるようになります。
【流れ】
1.前の授業で習った表現・語彙を使って、日本語で書かれた文を韓国語に翻訳します。
2.習った表現、語彙を正しく書けているか確認します。
3.直訳せず自然な韓国語の文に訳せているか確認します。
★新しい文型や表現に慣れるため、絵カードを使って発話を引き出します。話題を考える負担を最小限に抑え、文型や表現に集中できるようにします。
★慣れてきたら、習った表現を使って自分の意見や感想、体験談などを話します。ここで自由に個性を発揮してもらいます。
【流れ】
1.新しい表現(文法)を説明するときは絵カードを使って理解を助けます。
2.新しい表現がしっかり定着するまで何度も繰り返します。
3.新しい表現の理解が深まったところで、受講生の日常に即した話題や質問を投げかけ、自由に会話をしながら新しい表現を楽しみます。
4.次の授業の前半で、もう一度習った表現を復習をします。
★延世韓国語のテキストにもリスニングの練習問題がついていますが、それに加えてワークブックや別の聴き取り専用教材を使った練習も行います。
★リスニングの練習問題を宿題として出すこともあります。
★ソルレムでは、早い段階から作文の訓練を始めます。
★初級の段階から、書きことばと話しことばの違いをしっかりと認識することができます。
★「作文」というと「TOPIK(韓国語能力試験)Ⅱの作文(쓰기)」のために練習するものというイメージがあるようですが、「TOPIK」対策で初めて作文に向き合うのではなく、日頃から自分の考えを韓国語で表現する練習を重ねてもらいます。
★「TOPIK」の作文で求められている表現はある程度決まっています。日頃から作文の練習を積んでおくことで「TOPIK」の作文にも焦らずに対応することができます。
★授業で習ったことを振り返り、定着につなげるため、家庭での復習もしっかりサポートします。
【流れ】
1.宿題としてワークブックの練習問題に各自取り組み、次回の授業で教師に提出します。
2.教師は採点をして次の授業で返却します。
★レベルや目的に合わせて選択・編集された動画コンテンツを使って会話の練習やシャドーイングなどを行います。
★教科書にはあまり出てこない表現を学んだり、うまく使いこなせない慣用表現の使用場面を確認したりします。
★LINEなどを使って動画を共有し、自宅でも引き続き動画を見ながら練習を行います。
★自宅での練習成果を次回の授業で確認します。
★ソルレムでは「デジタル板書」を導入しています。
★授業中、教室の大スクリーンに教科書やワークブックなど、その時に使用している教材が大きく映し出され、その画像上に教師がリアルタイムでポイントや追加情報を書き込んでいきます。「今どこの説明をしているのかわからない」、「メモをとりたいのにスピードが追いつかない」といった心配がありません。
★授業中は教師の発話に集中できる学習環境が用意されています。
★教師のメモが書き加えられた画像は、授業後にLINEでお送りします。
★その日の授業内容が一目でわかるので、自宅でゆっくり復習をしたり、欠席した場合は画像を見ながら自宅学習をすることができます。
★新しく学習した表現を上手く使いこなすために、まずは基本フレーズだけの短く単純な文の練習を十分にして、徐々にその他の既習表現をプラスしていきます。
★段階的に練習することで、長く複雑な文を自然に発話できるようになります。
★自分でも繰り返し練習できるように教師のガイド音声をLINEにお送りします。
★「いろいろな表現を学んだのになかなか上手く使いこなせない」と悩んでいる方に適したトレーニング方法です。
★レベルに合わせて独自に開発したソルレムオリジナル教材です。